Transient解析

SL Paletteを使用することで、サイディームとsimulinkを協調させ、Transient解析を行うことができます。

Transient解析は過渡応答をシミュレーションするのに適した解析で、電流の応答波形、それらの一周期での最大値や最小値の軌跡を表示できます。
解析方法に関しては過渡応答解析を参照ください。

シミュレーション実行方法

シミュレーションモードの設定

Transient解析を行うにはSCIDEAMブロックの　シミュレーションモードからTransientを選択します。

シミュレーションモードを変更した場合には一度適用ボタンを押して、モデルに変更を反映させてください。

入力信号次元、出力信号次元の設定

入力信号次元、出力信号次元は回路ファイルを読み込むことで、SLCスクリプトファイルで設定した値が自動で反映されます。

simulinkモデル側では入出力信号の次元数がこの値と同じになるようにしてください。

サイディームからCVTファイルを修正し、入力信号次元数、出力信号次元数が変更された場合には トポロジー読込ボタンを押すことで反映することができます。
入力信号次元数、出力信号次元数を変更した場合には必ずトポロジー読込を押してください。

反映がうまく行かない場合には、一度適用ボタンを押してから再度お試しください。

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上記設定後、シミュレーション時間を設定し、実行ボタンを押すことでシミュレーションが開始します。

シミュレーション結果の確認

シミュレーション結果はSimulink上のSCIDEAMブロックの出力信号で確認することができます。

例えば出力信号を Scopeブロックに入力した場合は次のように確認することができます。