演算機能:信号生成

信号生成機能

エスチャートは各種パラメータを設定することで任意の信号波形を生成することができます。


信号生成ウィンドウ

fig1のメニューから Generator をクリックして 信号生成 を開きます。

fig2

名称 機能
系列名 任意の系列名を指定します。
サンプリングレート サンプリング周波数を入力します。
期間 開始時間と終了時間を入力します。
波形の種類 定数直線、ステップ波、ランプ波、サイン波、矩形波、ランダム波から選択します。

波形の種類別の設定

定数直線

名称 機能
定数 縦軸の定数値を指定します。

ステップ波

名称 機能
ステップ時間 ステップ変化する時間を指定します。
初期値 ステップ変化前の値を指定します。
最終値 ステップ変化後の値を指定します。

ランプ波

名称 機能
傾き 傾きを指定します。1秒間にどれだけ増加するか指定します。
遷移開始時間 傾斜線に遷移する時間を指定します。
初期値 初期値を指定します。

サイン波

名称 機能
振幅 振幅を指定します。
周波数 周波数を指定します。
位相 位相のずれを指定します。-360°~360°の範囲で指定します。
オフセット オフセット値を指定することができます。

矩形波

名称 機能
振幅 振幅を指定します。
周波数 周波数を指定します。
時比率 時比率を指定します。
位相 位相のずれを指定します。-360°~360°の範囲で指定します。
オフセット オフセット値を指定することができます。

ランダム波

名称 機能
最小値 ランダム値の最小値を指定します。
最大値 ランダム値の最大値を指定します。
シード 乱数生成の元になるシード値を指定することができます。最小値、最大値が同じでも、シード値を指定しない場合は毎回異なる波形が生成されますが、シード値を指定した場合は全く同じ乱数波形を生成します。

設定手順

  1. Series Name に任意の系列名を設定します。

  2. Sampling Rateにサンプリング周波数を入力します。

  3. Durationに開始時間と終了時間を入力します。

  4. Waveformのリストから波形の種類を選択します。

  5. 波形の種類別にパラメータを設定します。

    Constantの設定と生成例

    Constant: 2

    fig1

    Stepの設定と生成例

    Step Time: 0.5
    Initial Value: 1
    Final Value: 2

    fig1

    Rampの設定と生成例

    Slope: 2
    Start Time: 0.5
    Initial Time: 1

    fig1

    Sineの設定と生成例

    Amplitude: 2
    Frequency: 4
    Phase: 0、90
    Offset: 1

    fig1

    Squreの設定と生成例

    Amplitude: 2
    Frequency: 4
    Phase: 0
    Duty: 50、30
    Offset: 1、0

    fig1

    Randomの設定と生成例

    Minimum: -1
    Maximum: 1
    Seed: 3、指定なし

    fig1

  6. OK ボタンをクリックすると、設定した条件の波形が生成されます。