回路エディター

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回路エディターの起動

回路エディターはファイルメニューの新規作成からサーキットを選択するか、保存済みの回路モデルファイルを開くことで起動します。

素子の配置とパラメータの変更

素子の配置とパラメータの変更は以下の手順で行います。

  1. パレットウィンドウから使用する素子を選択して 回路エディタにドラッグ&ドロップします。
  2. 素子をドラッグして配置し、接点をドラッグして接続します。
  3. 素子のパラメータを変更する場合は素子を選択して インスペクターウィンドウで変更します。

Note

パレットウインドウインスペクターウインドウが表示されていない場合は、ファイルメニューの表示からツールウインドウを表示することができます。


シミュレーションの設定

シミュレーションの設定パネルは、ツールバーのシミュレーション実行ボタンのプルダウンをクリックして開きます。
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シミュレーションモードの変更

シミュレーションモードシミュレーションの設定パネル内のタブで選択します。

設定できるパラメータはシミュレーションモードの選択により異なります。
モードによっては、パネル内には主要なパラメータのみ表示されます。

表示されていないパラメータについては、図の様にMore configration…をクリックしてシミュレーションプロファイル画面で設定することができます。

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Tips

設定できる項目と内容についてはシミュレーションプロファイルを参照してください。


回路モデルの印刷や画像保存

回路モデルはファイルメニューのPrintPrint Previewから印刷することができます。
詳しくは、ファイルメニューの印刷を参照してください。

また、回路モデルを画像ファイル(.png)としてエクスポートする場合は編集メニュー内のSave as Pictureで保存できます。


機能一覧

ツールバー

回路モデルの編集に関する機能

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No. 項目名 説明
1 元に戻す/やり直す 元に戻す回路エディター内での操作を取り消します。最大100回まで操作を取り消すことができます。また 元に戻すボタンの右にある矢印から、ある地点までの操作を一度に取り消すことができます。やり直すは直前の 元に戻すを取り消すことができます。
2 ズームイン/ズームアウト 回路エディター全体のズームイン/ズームアウトを行うことができます。中央には現在の倍率が表示されます。
3 スケールを戻す 回路エディターの倍率を100%にします。
4 全体表示 回路エディターのサイズに合わせて回路の倍率を自動で調整します
5 素子の整列 複数の素子を選択した状態で整列したい方向を選択すると、選択した素子を整列することができます。
6 グリッド線を表示する/非表示にする 回路エディターのグリッド線を表示/非表示にします。
7 物理単位表示切替 回路エディター上の素子の物理単位の表示/非表示を切り替えます。
8 CVTファイルをエクスポートする 現在、編集中の回路の構成情報をCVT形式ファイル(.cvt2)で出力します。

シミュレーションの実行に関する機能

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No. 項目名 説明
1 シミュレーションの実行とモードの選択 シミュレーションの実行ボタンです。
プルダウンをクリックするとシミュレーションの設定パネルが開き、シミュレーションモードの選択やパラメータを設定することができます。
2 シミュレーションの停止 シミュレーションの停止ボタンです。
3 コンフィグエディタの表示 編集中の回路モデルのシミュレーション条件を設定する画面が開きます。詳細はコンフィグエディタを参照してください。
4 出力変数設定画面の表示 編集中の回路の出力変数の設定画面を開きます。詳細は出力変数を参照してください。

ツールバーの位置変更
ツールバー上で右クリックをするとコンテキストメニューからツールバーの位置を変更することができます。

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図の様に上下左右に好みの位置に配置することができます。
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コンテキストメニュー

回路エディタ上のコンテキストメニューは、素子の上で右クリックした場合と、何もないところで右クリックした場合で2パターンのメニューが表示されます。

素子メニュー

素子メニューは素子の上で右クリックして表示します。
素子メニューは素子の種類によっては表示されない項目もあります。

  • メインメニュー

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機能 内容
Cut 選択されている素子を切り取ります。
デフォルト設定では Ctrl + Xがショートカットキーとして登録されています。
Copy 選択されている素子をクリップボードにコピーします。
デフォルト設定では Ctrl + Cがショートカットキーとして登録されています。
Paste クリップボードにコピーされている素子を貼り付けます。
デフォルト設定では Ctrl + Vがショートカットキーとして登録されています。
Delete 選択されている素子を削除します。
デフォルト設定では Delがショートカットキーとして登録されています。
Info Placement シンボルやスペックの表示位置を変更できます。
カーソルを合わせると上下左右の選択メニューが表示され、任意の位置を選択できます。
Symbol シンボル名の表示・非表示を切り替えることができます。
Spec スペックの表示・非表示を切り替えることができます。
Rotate clockwise 選択されている素子を右に90°(時計回り)回転させます。
デフォルト設定では Ctrl + Rがショートカットキーとして登録されています。
Rotate conter-clockwise 選択されている素子を左に90°(反時計回り)回転させます。
デフォルト設定では Ctrl + Shift + Rがショートカットキーとして登録されています。
Flip vertical 選択されている素子を垂直方向を軸として反転させます。
デフォルト設定では Ctrl + Iがショートカットキーとして登録されています。
Flip horizontal 選択されている素子を平行方向を軸として反転させます。
デフォルト設定では Ctrl + Shift + Iがショートカットキーとして登録されています。
Properties 素子のプロパティ設定を行う インスペクターウィンドウを開きます。
Help 素子の説明ページを開きます。
  • パラメーターのインポート・エクスポートメニュー

詳細解析スイッチ素子とコア損失パラメータを持つインダクタと相互変圧器はパラメータのインポート及びエクスポートするメニューが表示されます。

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機能 内容
Export Parameter… 設定済みのパラメータをエクスポートします。
エクスポート手順については該当素子のページを参照してください。
Import Parameter… パラメータをインポートします。カーソルを合わせて以下のメニューを選択します。
Select File…:エクスポート済みのパラメータファイルをインポートします。
Select Device Name…:Device Selectorから素子パラメータをインポートします。
Export Core Parameter… 設定済みのコアロスパラメータをエクスポートします。
エクスポート手順については該当素子のページを参照してください。
Import Core Parameter… コアロスパラメータをインポートします。カーソルを合わせて以下のメニューを選択します。
Select File…:エクスポート済みのパラメータファイルをインポートします。
Select Device Name…:Device Selectorからコアロスパラメータをインポートします。

編集メニュー

編集メニューは回路エディタ上の何もないところで右クリックして表示します。

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機能 内容
Paste クリップボードにコピーされている素子を貼り付けます。
Select All 回路上の全ての素子配線を選択します。
Reset Scale 回路エディタの倍率を100%にします。
Zoom To Fit 回路全体が表示されるように回路エディタの倍率を自動で調整します。
Save as Picture 回路モデルを画像ファイル(.png)としてエクスポートします。
Set Clipboard as Picture 現在の回路モデルを画像データとしてクリップボートに保存します。
Model Info モデル情報画面を開きます。