解析機能:XYチャートウィンドウ
XYチャートウィンドウについて
XYチャート
では、X軸の値に対応するY軸の値の2次元線形グラフをプロットすることができます。
X軸とY軸の時系列データは起動中のTime Domain Chartの時系列データから 任意のデータを選択します。
X軸とY軸に異なる時間間隔の時系列データを指定した場合、双方のデータは線形補完された値でプロットします。
基本操作
周波数解析ウィンドウを開く
ファイルメニュー > 新規作成 > New XY
の順にクリックして開きます。
系列の作成
次の手順で系列を作成します。
- ツールバーの
+
アイコンをクリックします。 Select signal…
をクリックすると、系列の選択ダイアログが開きます。-
系列の選択ダイアログからX軸に指定したい時系列データを選択し、
OK
ボタンをクリックして確定します。
-
系列の選択ダイアログからY軸も同様に選択します。
Overviewについて
Overview
は系列の全ての範囲を表示することができます。
左右のカーソルを操作してグラフ上に表示する系列データの範囲を調整することができます。
OverViewの表示方法
Overview
を表示したい系列のリスト上で右クリックし、コンテキストメニューのShow Time Domain Chart
をクリックして表示します。
機能一覧
ツールバー
No | 内容 | 説明 |
---|---|---|
1 | 系列の追加 | 系列を新規作成します。 |
2 | 系列の削除 | 選択中の系列を削除します。 |
3 | グリッド線の表示切替 | X軸のグリッド線、またはY軸のグリッド線の表示、非表示を切り替えます。 |
4 | 軸の範囲指定 | Auto を選択している場合は、系列データ全体が表示されるように範囲が自動調整されます。Auto の選択を外した場合は、X軸とY軸それぞれ任意の範囲を指定することができます。 |
5 | グラフのキャプチャ | グラフをキャプチャします。 |
系列リスト
- リスト操作
No | 内容 | 説明 |
---|---|---|
1 | 表示切替 | 系列の表示、非表示を切り替えます。 |
2 | 時系列データの選択 | Select signal… と表示されている部分をクリックして、ダイアログから任意の時系列データを選択します。左側はX軸、右側はY軸に選択した時系列データが表示されます。時系列選択ダイアログで時系列を選択します。 |
3 | 軸の入れ替え | X軸の系列とY軸の系列を入れ替えます。 |
4 | 色の選択 | 系列の色を選択できます。 |
- コンテキストメニュー
No | 内容 | 説明 |
---|---|---|
1 | Line | 系列の表示、非表示を切り替えます。 |
2 | Line Color | 系列の色を選択することができます。 |
3 | Marker | データ点を強調表示します。 |
4 | Marker Color | データ点の強調表示色を選択することができます。 |
5 | Show Time Domain Chart | Overviewウィンドウ を表示します。 |
6 | Remove | 系列データを削除します。 |
7 | New | 系列データを新規作成します。 リスト外で右クリックした場合のみ表示されます。 |
グラフの機能
- コンテキストメニュー
No | 内容 | 説明 |
---|---|---|
1 | X Major Grid | X軸グリッド線の表示、非表示を切り替えます。 |
2 | Y Major Grid | Y軸グリッド線の表示、非表示を切り替えます。 |
3 | Auto Range | 表示範囲の自動調整の有無を切り替えます。 |
4 | Render Chart | グラフを再描画します。F5 でも再描画できます。 |
5 | Set Clipboard as Picture | グラフをキャプチャします。 |