グローバル変数エディタ

グローバル変数エディタはグローバル変数の定義を編集します。


グローバル変数エディタの開き方

グローバル変数エディタは、グローバル変数ファイルの新規作成、または保存済みのグローバル変数ファイルの読み込みで開きます。


グローバル変数リスト

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グローバル変数テーブルではサイディーム全体で使用可能なグローバル変数を定義することができます。
グローバル変数に定義した値は素子のパラメータや、スクリプト上で使用することが出来ます。
グローバル変数を使用することで、素子パラメータの一括変更などを容易に行うことができます。

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スクリプト上でのグローバル変数

スクリプト上でグローバル変数を呼び出すには以下のようなプログラムを記載してください。
var関数の第一引数に"Global"、第二引数にグローバル変数リストで登録した変数名を""を付けて記載します。

x = var("Global","Xvalue");

グローバル変数の動的変更

グローバル変数テーブルに設定した変数はスクリプトを使うことで動的に変更が可能です。
例えば グローバル変数テーブルに定義したグローバル変数"Xvalue"の値を20に変更する場合は以下のように記載します。

setvar("Global","Xvalue",20);

なお、Fs、Tsにつきましては以下のスクリプトで変更可能です。(例:Fs =50k)

setparam("Fs","Value",50000);

Note

以下のパラメータにはグローバル変数は使用できませんのでご注意ください。

  • サブ周波数
  • サブ周波数の初期時間
  • パルス発生器[Pulse]の状態変化時刻
  • PWMスイッチ[PWM Switch]の状態変化時刻
  • 変圧器[Transformer]の巻数
  • 変圧器[Transformer]の等価直列抵抗

※今後のアップデートで変更となる可能性がございます。

グローバル変数エディタの機能

グローバル変数エディタは以下の機能を持ちます。

No. 項目 機能
1 fig グローバル変数を追加します。
fig 選択中のグローバル変数を削除します。
2 グローバル変数リスト 定義されているグローバル変数の一覧表です。