シミュレーションプロファイル

シミュレーション時の解析に関するパラメータを設定します。

fig

設定項目一覧

Transient(過渡応答解析)

設定項目 説明
Time シミュレーションの時間を設定します。
単位を使用した入力も行うことができます。
Enable burst バーストモードのON/OFFを切り替えます。
詳しくはバーストモードを参照してください。
Sort CVT part order チェックを入れると、実行時に内部で生成されるCVTテキストの出力順序をSCALEの仕様に合わせて並び替えます。

Waveform(波形解析)

設定項目 説明
Time シミュレーションの時間を設定します。
単位を使用した入力も行うことができます。
Waveform Start Time Waveform解析の開始時間を設定します。
Waveform Start Timeの設定時間まで Transient解析 が行われ、続けてWaveform解析を行うことができます。
Enable burst バーストモードのON/OFFを切り替えます。
詳しくはバーストモードを参照してください。
Detail Switch ONを選択した場合、詳細波形解析を行います。
Sort CVT part order チェックを入れると、実行時に内部で生成されるCVTテキストの出力順序をSCALEの仕様に合わせて並び替えます。

Note

Detail SwitchはPower Paletteライセンスをお持ちの場合、有効になります。

FRA(周波数特性解析)

設定項目 説明
FRA Start time FRA解析の開始時間を設定します。
FRA Start timeの設定時間まで Transient解析 が行われ、続けてFRA解析を行うことができます。
AC Sweep selection 回路上に配置したAC Sweep素子をプルダウンリストから選択します。
From 伝達関数の入力を設定します。
To 伝達関数の出力を設定します。
Minimum Frequency 最低周波数を設定します。
Maximum Frequency 最大周波数を設定します。
最大周波数はメイン周波数の約1/4程度に設定してください。
Applied voltage 交流信号源電圧を設定します。
Phase fold 位相軸の固定の有無を設定します。
Sort CVT part order チェックを入れると、実行時に内部で生成されるCVTテキストの出力順序をSCALEの仕様に合わせて並び替えます。

Sweep(スイープ解析)

設定項目 説明
Target スイープ対象とする項目を選択します。
Part:素子のパラメータをスイープ対象とします。さらに、SymbolParameterで素子とパラメータを指定します。
Main Frequency:メイン周波数を対象とします。
Main Period:メイン周期を対象とします。
Symbol 回路内のスイープ可能なパラメータを持つ素子シンボルがリスト表示されます。
スイープ対象とする素子を設定します。
Parameter Symbolで選択した素子のスイープ可能なパラメータがリスト表示されます。
スイープ対象とするパラメータを設定します。
Start Value スイープ解析を行うパラメータの範囲の開始値を設定します。
End Value スイープ解析を行うパラメータの範囲の終了値を設定します。
Division スイープ範囲のパラメータの分割数を設定します。
Time 解析時間を設定します。
Mode 解析手法を設定します。Transinet/Waveformから選択します。
Enable Burst バーストモードのON/OFFを切り替えます。
詳しくはバーストモードを参照してください。
Hide Time Domain Charts チェックしない場合、シミュレーションの完了後にスイープ解析ビューワーとタイムチャートが出力されますが、チェックするとタイムチャートは表示されません。
Sort CVT part order チェックを入れると、実行時に内部で生成されるCVTテキストの出力順序をSCALEの仕様に合わせて並び替えます。

Power(損失解析)

Note

PowerモードはPower Paletteライセンスをお持ちの場合、有効になります。

設定項目 説明
Switch Mode 損失解析のモードを選択します。
Idealを選択すると 理想損失解析Detailを選択すると 詳細損失解析が実行されます。
Start Time 損失解析の実行開始時間を設定します。
指定した時間までTransient解析が自動的に実行され、続けて損失解析が実行されます。
Tolerance 定常状態許容値を設定します。通常はデフォルト(1)から変更する必要がありません。
Hide Time Domain Charts チェックしない場合、シミュレーションの完了後に損失解析の前に行われたTransient解析のタイムチャートが出力されますが、チェックすると出力されません。
Sort CVT part order チェックを入れると、実行時に内部で生成されるCVTテキストの出力順序をSCALEの仕様に合わせて並び替えます。
Analysis Cycle 損失解析サイクル時間を選択します。
Switching Cycle、またはSpecified Cycleからラジオボタンで選択します。
Switching Cycle Switching Baseで選択したシンボルの周期を損失解析サイクル時間とします。
詳細は 損失解析パラメータについて を参照してください。
Switching Base 選択したシンボルの周期を損失解析サイクル時間とします。
詳細は 損失解析パラメータについて を参照してください。
Specified Cycle Frequencyに設定した値の逆数を損失解析サイクル時間とします。
詳細は 損失解析パラメータについて を参照してください。
Frequency 設定した値の逆数を損失解析サイクル時間とします。
詳細は 損失解析パラメータについて を参照してください。
Sample Number スイッチング損失を計算するポイント数を設定します。
詳細は 損失解析パラメータについて を参照してください。

バーストモードについて

バーストモードはONOFFで内臓のグラフツールへのシミュレーション結果の渡し方が異なります。

ON
シミュレーション結果を内部に保持しておき、シミュレーションが全て完了した後、まとめてグラフツールに渡します。 Normalよりも早くシミュレーションを完了できます。 シミュレーションを中断した場合は結果を確認することはできません。

OFF
ノーマルモードの場合は、シミュレーション結果のデータをリアルタイムでグラフツールに渡します。 シミュレーションを途中で停止した場合でも停止するまでのデータを確認することができます。