逆αβ変換素子[αβ-abc Transformer]

Location : Operator(Discrete)/αβ-abc Transformer

外形

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説明

逆αβ変換素子[αβ-abc Transformer]はαβ電圧を三相電圧に逆αβ変換する素子です。
計算式は以下のようになります |条件|式| |:-:|:-:| |絶対変換| $$\begin{bmatrix} Va \\ Vb \\ Vc \end{bmatrix} = \sqrt{\frac{2}{3}} \begin{bmatrix} 1 & 0 & \frac{1}{\sqrt{2}} \\ -\frac{1}{2} & \frac{\sqrt{3}}{2} & \frac{1}{\sqrt{2}} \\ -\frac{1}{2} & -\frac{\sqrt{3}}{2} & \frac{1}{\sqrt{2}} \end{bmatrix} \begin{bmatrix} Vα \\ Vβ \\ V0 \end{bmatrix}$$ | |相対変換| $$\begin{bmatrix} Va \\ Vb \\ Vc \end{bmatrix} = \begin{bmatrix} 1 & 0 & 1 \\ -\frac{1}{2} & \frac{\sqrt{3}}{2} & 1 \\ -\frac{1}{2} & -\frac{\sqrt{3}}{2} & 1 \end{bmatrix} \begin{bmatrix} Vα \\ Vβ \\ V0 \end{bmatrix}$$ |

Note

この素子は離散モデルです。離散モデルは、サンプルホールド動作をします。
各メイン周期の初めに電圧がサンプル設定され、その周期内では電圧はホールドされ一定となります。

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端子

端子	名称	説明
α,β,0	αβ0端子	後述するグランド端子との間にα,β,o電圧[V]を入力します。
A,B,C	三相入力端子	後述のグランド端子との間に変換後の各層の電圧[V]を出力します。
G	グランド端子	上述の端子のグランドとなる端子です。

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スペック

パラメーター	内容	パラメーター名
Power Invariant	絶対変換で計算するためのフラグ	-

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出力変数

パラメーター	内容	Output引数
0 Voltage	0軸電圧	V0
a Voltage	a相電圧	Va
Alpha Voltage	α軸電圧	Val
B Voltage	b相電圧	Vb
Beta Voltage	β軸電圧	Vbe
C Voltage	c相電圧	Vc

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