演算機能:系列間演算

系列間演算機能

エスチャートは系列データを後から演算することができる演算機能を持っています。

四則演算はもちろん、三角関数、絶対値など数式を直接入力して計算することが可能です。
なお、数式はC#の構文で入力できます。(このページの下方にある例を参照してください。)


系列間演算ウィンドウ

fig1のメニューから Math をクリックして 系列間演算ウィンドウ を開きます。

fig2

名称 機能
系列の選択 +ボタンで系列の選択バーを追加します。ボタンで系列の選択バーを削除します。
系列の選択バー 系列のリストから、計算に使用したい系列を選択します。
系列の選択バーは演算式の入力で使用する変数名があらかじめ付与されます。
構文 演算式を入力します。
解析結果 構文を解析した結果を表示します。

設定手順

  1. Series Selection+ボタンをクリックして、系列選択バー を追加します。

  2. 追加された 系列選択バー から計算に使用したい系列を選択します。

  3. Expression に演算式を入力します。
    演算式に使用する系列は系列選択バーに付与されている変数名を使用してください。

  4. OK ボタンをクリックすると、演算された結果が新たなチャートとして追加されます。

演算式の例

  1. 二つの系列データを足し合わせる場合
s[0] + s[1]
  1. 2つの系列データを足し合わせた後、絶対値を取る場合
Math.Abs(s[0]+s[1])
  1. 系列データの平方根を取る場合
Math.Sqrt(s[0])

その他にも、C#構文を使用することで、様々な演算をすることができます。

Note

数式に問題がある場合はParsing Resultにエラー内容が表示されます。
問題がない場合はNo Errorと表示されます。