スクリプトファイルの設定

コンフィグエディタScriptメニューでは、シミュレーションの実行に関するスクリプトファイルの設定を行います。 コンフィグエディタ回路エディタの設定アイコンから開きます。


スクリプトの登録

スクリプトファイルをシミュレーション実行で利用するには、コンフィグエディタScriptメニューにて、 保存済みのスクリプトファイルを登録する必要があります。
スクリプトファイルの登録は+アイコンをクリックし、フォルダブラウザから任意のスクリプトファイルを選択します。

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設定項目

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項目 内容
Symbol スクリプトファイルの名前が表示されます。
テキストをダブルクリックして編集することができます。
Path スクリプトファイルのアドレスが表示されます。
ブラウザアイコンをクリックするとファイルの格納場所を開くことができます。
Frequency スクリプトファイルの制御周波数を変更します。
値を入力する方法と、サブ周波数から選択する方法があります。
Enable スクリプトファイルの有効/無効を切り替えます。
Post スクリプトの実行・更新のタイミングを指定します。
チェックが入っている場合は動作周期の終了時に、チェックが入っていない場合はメイン周期の開始時に実行・更新します。
詳細については制御順序を参照してください。
Priority 優先度を指定します。
詳しくはスクリプトファイルの優先度を参照してください。

シンボル名の制約

シンボル名は編集することができますが、制約があります。

Caution

半角のアルファベット、数字、_(アンダーバー)を使用してください。
-(ハイフン)は使用できませんのでご注意ください。

Pathの設定について

スクリプトのPathは新規登録時にブラウザから選択したファイルの絶対パスが設定されます。
登録済みのPathを変更したい場合は、手入力でパスを設定します。

パスの設定はスクリプトを設定する回路ファイルを基準とする、相対パスを記述することもできます。

Example

回路ファイル(*.scicir)とスクリプトファイル(*.sciprc)が図の階層の場合、../script/NewScript.sciprc のように指定することができます。
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優先度について

スクリプトファイルの優先度を設定することで、シミュレーション時に実行される順番を決めることができます。

制御周波数が同じスクリプトファイルでは 優先度が高い(値が小さい)ファイルが先に実行されます。

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制御周波数・優先度が同じスクリプトファイル

制御周波数優先度が同じスクリプトファイルの実行順序は不定となります。
実行順序が重要となるシミュレーションを行う際には必ず優先度を定義してください。

素子のパラメータとして利用する

プログラマブル演算器プログラマブル電圧源のパラメータとしてスクリプトファイルを利用する場合は、 Script Nameにスクリプトファイルの絶対パスまたは、相対パスを指定します。

Tips

素子のパラメータとしてスクリプトファイルを利用する場合は、コンフィグエディタScriptメニューでの登録は不要です。