三相永久磁石同期モーター[PMSMJM]
Location : Motor/PMSM(JMAG-RT)
外形
説明
Info
モーターモデルを使用するにはオプション製品:MotorPaletteが必要となります。
三相永久磁石同期モーター[PMSMJM]
はJMAG-RTによって作成された三相永久同期モーターモデルをScideamと連成解析するための素子です。
JMAG-RTは様々な種類のモーターをモデリング可能ですが、現在Scideamがサポートしているモーターは3相PMSMとなります。
また入力は電圧入力のみに対応しています。
rttファイルはパスを指定することで読み込ませることが可能ですが、日本語などの非アスキー文字を含むパスは正常に読み込むことができません。
rttファイルに複数の使用タイプが定義されている場合、Accuracy Type
パラメーターで以下の種類を指定することができます。
- LdLq
- Spatial Harmonic
- Flux Integral
端子説明
端子 | 名称 | 説明 |
---|---|---|
Va,Vb,Vc | 三相入力電圧端子 | a相、b相、c相の電圧[V]を入力してください。 |
GN | 等価グランド端子 |
モータモデル上の仮想の端子であり、必ずインバータ側のグランドに接続してください。 この端子は実機の中点端子ではありません。 実機の中点端子に相当する端子はこのモーターモデルには存在しません。 |
Rev | 回転速度出力端子 | rpm回転速度が電圧[V]に変換されて、この端子とモータ内部のGND端子間に出力されます。 |
θ | 積算回転角度出力端子 | 初期値も含めた回転開始時からの積算した回転角度[rad]が電圧[V]に変化されて、この端子とモータ内部のGND端子間に出力されます。 |
Tq | トルク出力端子 | 機械トルク[N・m]が電圧[V]に変換されて、この端子とモータ内部のGND端子間に出力されます。 |
L+ | 負荷端子 | 負荷を接続するための端子です。 負荷はこの端子とモータ内部のGND端子間に接続します。 |
L- | グランド端子 |
モーター内部のグランド端子です。 インバータ側のグランドとは独立しているので、必ずしもこのグランドをインバータグランドに接続する必要はありません。 |
負荷を自由に構築する場合
負荷端子に接続する負荷を定義済みの負荷ではなく、自分で構築する場合には、以下のように置き換えて並列に接続してください。
・トルク ⇒ 電流源
・慣性モーメント ⇒ キャパシタ
・粘性定数の逆数 ⇒ 抵抗
スペック
パラメーター | 内容 | パラメーター名 |
---|---|---|
Moment of Inertia[kg*m^2] | 慣性モーメント | IM |
Stator Resistance[Ω] | ステータの巻線抵抗 | Rs |
Viscosity[kg*m^2/s] | 粘性定数 | VC |
File Name | rttファイルのパス | - |
Accuracy Type | 使用タイプ | - |
出力変数
パラメーター | 内容 | Output引数 |
---|---|---|
- | - | - |