Loss Setting

機能説明

Loss Settingは任意の電圧と電流の積を求め、電力として損失解析に組み入れるための機能です。 登録した電力は、損失解析の実行時のみ有効です。

本機能は主に、電圧源や電流源が負荷となっている回路の損失解析を行いたいときに使用します。

通常、電圧源・電流源の電力は損失として計算されない ため、電圧源・電流源を負荷として損失解析したい場合は、本機能により電圧、電流を設定します。

設定手順

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  1. コンフィグレーションOutput > Loss Settingをクリックします。

  2. アイコンをクリックします。

  3. select outputからVoltageCurrentを1つずつ選択してOKをクリックします。

  4. 最後に、コンフィグレーションOKボタンをクリックして電力リストを確定します。

機能一覧

  • 電力リストの登録
    アイコンをクリックして、選択ダイアログから電圧と電流をクリックして登録します。

  • 電力リストの削除
    登録済みの電力リストを選択した状態で アイコンをクリックして削除します。

  • 登録済みリストのソート
    登録済みリストの見出しをクリックすることで、見出しの内容を基準にリストをソートすることができます。
    連続してクリックすることで見出しの内容で昇順、降順を切り替えることもできます。

リストの表示内容

項目 内容
Active 登録済みの電力リストを損失解析の対象とするかを設定します。
チェック時は対象、未チェック時は対象外です。
Symbol 登録した電力リストのシンボル名を表示します。
シンボル名をダブルクリックして編集することもできます。
Negative 符号反転の有無を設定します。
チェック時は、計算した電力の正負を反転させます。
Item select outputで選択した電圧源と電流源を表示します。