テーブル電圧源[Tbl Voltage]

Location : Source/Tbl Voltage

外形

Tbl Voltage

説明

Tbl Voltageはユーザが定義したテーブルに従って電圧を発生させることができるテーブル電圧源です。

  • テーブルファイルの作成

    この電圧源を使用する場合、まず、テーブルファイルを作成します。 適当なエディタ(メモ帳など)を起動し、カンマでくぎって、時間、その時間に対する出力値を下記の例のように記載し、拡張子.srcで保存してください。

Example

1.0e-3, 5.0
2.0e-3, 10.0
3.0e-3, 15.0
テーブルファイルのイメージ図
Tbl Voltage2

  • 使用するテーブルファイルの選択

    Tbl VoltageのTableボタンをクリックし、ファイルダイアログボックスからテーブルファイルを指定します。

  • 設定されているテーブルファイルの確認・変更

    Listボタンをクリックすることにより、メモ帳で確認変更することができます。 変更する場合はテーブルファイル作成時同様、適当なエディタから編集を行い、保存したものを再度読み込んでください。

時間が、テーブルファイルに定義されている時間の中間値のときは線形補間を行います。
たとえば、上の例で、実際の時間が、1.5e-3の場合、出力電圧は、7.5となります。
また、時間が、定義されている範囲をこえた場合は、出力電圧は最端値でクリップされます。
たとえば、上の例で、時間が0.0の場合、出力電圧は5.0となり、
時間が4.0e-3の場合、出力電圧は15.0となります。

Tbl Voltage3

Note

Tbl Voltageは、サンプルホールド動作をします。各メイン周期の初めに電圧がサンプル設定され、その周期内では電圧はホールドされ一定となります。

パラメーター

パラメーター 内容 単位 入力範囲
Symbol シンボル名 - -
Table File テーブルファイル - -(※)

※:Table Fileには有効なテーブルファイル名(none以外のファイル名)を入力してください。

参考

メイン周波数