フェーズシフトフルブリッジ回路

Note

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PRCブロックで時比率を指定するフェーズシフトフルブリッジ回路

Example

phase_shift_fullbridge/PhaseShiftFullBridge.cvt2

スイッチングタイミングが複雑なフェーズシフトフルブリッジの例です。
時比率 = 0.5, シフト量 = 20%, デッドバンド = 1%に設定しています。
スイッチングは PRCブロック からプログラムで各スイッチに設定しています。

以下は PRCブロック で行っているプログラムです。

define D (0.5)
define DB (0.01)
define DSHIFT (0.2)

D0 = DB * 0.5;
D1 = D - DB * 0.5;
D2 = D + DB * 0.5;
D3 = 1 - DB * 0.5;

D4 = DSHIFT - DB * 0.5;
D5 = DSHIFT + D + DB * 0.5;
D6 = DSHIFT + DB * 0.5;
D7 = DSHIFT + D - DB * 0.5;

setparam("P1","T0",D0);
setparam("P1","T1",D1);
setparam("P2","T0",D2);
setparam("P2","T1",D3);

setparam("P3","T0",D4);
setparam("P3","T1",D5);
setparam("P4","T0",D6);
setparam("P4","T1",D7);

Note

define D (0.5)
define DB (0.01)
define DSHIFT (0.2)

D:時比率、DB:デッドバンド、DSHIFT:シフト量として設定しています。

setparam("P1","T0",D0);
setparam("P1","T1",D1);

各スイッチ素子に時比率を設定します。
T0, T1 はスイッチのオンオフ遷移のタイミングです。
詳細は、さまざまなPWMの設定方法 をご覧ください。

シミュレーションは Waveform を用いて 1[ms] 程度行ってください。 シミュレーションの結果を確認することができます。