ピーク電流制御

Latchを使ったピーク電流制御

Note

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Example

peak_current_control/PeakCurrentControlLatch.cvt2

ピーク電流を制限して制御する方法をピーク電流制御といいます。ラッチ素子を使用してピーク電流制御がを行う例を示します。
図は、ピーク電流制御を施した昇圧形コンバータを示しています。スイッチQ1に直列に接続されている抵抗R1は抵抗値が十分小さい電流検出用抵抗でありLTH1がラッチです。また、直流電圧VDC2はしきい電圧を表しています。

ラッチは一度オフ状態からオン状態に変化すると、オン状態をその動作周期が終了するまで保持します。動作周期が更新されるとラッチは自動的にオフ状態に復帰します。このようにしてピーク電流制御が実現できます。

シミュレーションは Waveform を用いて 1[ms] 程度行ってください。 ピーク電流制御を行っている様子を確認することができます。