論理演算器[Logic]

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外形

Logic1

説明

Logicはモード(Mode)により2入力の論理積(AND)、論理和(OR)、排他的論理和(XOR)、RSフリップフロップ(RS)を行う演算器です。

オプションに否定(NOT)があります。

入力電圧Vi1Vi2Vthより大きいとその入力値は論理値とみなされ、小さいと論理値とみなされて演算されます。

出力電圧Voは下記のように表されます。

RSフリップフロップモードでは、禁止入力であるVi1Vi2がともに論理値の場合は、出力は変化しません。
この素子はサンプルホールド動作ではありません。

また、NOTチェックボックスをチェックすることにより、出力の論理を否定することができます。たとえば、AND回路はNOTをチェックするとNAND回路になります。

NANDのたすきがけ回路

NANDのたすきがけ回路は、出力が交互に入力にフィードバックされるため状態決定が困難となり、状態エラーが発生することがあります。
エラーになる場合は、右図の回路に置き換えると解決できる可能性があります。
NAND1

論理的動作は、禁止入力を覗いて同等です。

NAND2

パラメーター

パラメーター 内容 単位 入力範囲
Symbol シンボル - -
Vth しきい電圧 V -
Von オン電圧 V -
Voff オフ電圧 V -
Mode モード - -