Skip to content

インポート

エスチャートでは他のツール、ファイル形式からのインポートが可能です。

インポートの基本操作

fig9

インポートはfig1をクリックすることで行うことができます。

インポート可能な形式は下記となります。

  • CSVファイル
  • Spreadsheetファイル
  • SCALEファイル
  • TEXIOファイル

インポートウィンドウは以下のようなウィンドウとなっています。
なお、SCALEファイル、TEXIOファイルをインポートする際は時間軸とヘッダの設定は自動で行われます。

fig10

その他、各社のデータ形式をエスチャートに取り込む際の手順は以下をご覧ください。

  • 各社データ生成手順
    • CANalyzer(Vector Informatik GmbH)

時間単位について

取り込みデータの時間単位は秒[s]となります。


CSVファイル

エスチャートではCSVファイル(*.csv)のインポートを行うことができます。

CSVファイルのインポート画面は下図のようになります。
fig2

名称 機能
ファイル インポートするファイルを選択します。
参照... ファイル参照ダイアログを開きます。
エンコード インポートするファイルのエンコードを選択できます。
表示中のチャートを全て削除 現在表示されているチャートをすべて削除してからファイルをインポートします。
一つのチャートにインポート インポートするファイルの波形を一つのチャートに表示します。
ヘッダー行有り ヘッダーがある場合はその行番号を指定することで、データを読み込むことができます。
ヘッダー行番号、データ開始行番号を設定する必要があります。
タイムスタンプ列有り/タイムスタンプ列無し インポートファイルにタイムスタンプがない場合は タイムスタンプ列無し を選択し、サンプリング周期を指定することでタイムスタンプを付与することができます。
ファイルのプレビュー インポートされるデータを確認することができます。

ヘッダーについて

ヘッダーは系列名を指します。
ヘッダーを指定する場合は系列名のある行番号を指定してください。

タイムスタンプについて

タイムスタンプはデータの0列目にある必要があります。
それ以外の列にタイムスタンプがある場合はデータとして扱われますのでご注意ください。


Spreadsheetファイル

エスチャートではSpreadsheetファイル(*.xlsx)のインポートを行うことができます。

Spreadsheetファイルのインポート画面は下図のようになります。
fig2

名称 機能
ファイル インポートするファイルを選択します。
参照... ファイル参照ダイアログを開きます。
表示中のチャートを全て削除 現在表示されているチャートをすべて削除してからファイルをインポートします。
一つのチャートにインポート インポートするファイルの波形を一つのチャートに表示します。
ヘッダー行有り ヘッダーがある場合はその行番号を指定することで、データを読み込むことができます。
ヘッダー行番号、データ開始行番号を設定する必要があります。
タイムスタンプ列有り/タイムスタンプ列無し インポートファイルにタイムスタンプがない場合は タイムスタンプ列無し を選択し、サンプリング周期を指定することでタイムスタンプを付与することができます。
ファイルのプレビュー インポートされるデータを確認することができます。

ヘッダーについて

ヘッダーは系列名を指します。
ヘッダーを指定する場合は系列名のある行番号を指定してください。

タイムスタンプについて

タイムスタンプはデータの0列目にある必要があります。
それ以外の列にタイムスタンプがある場合はデータとして扱われますのでご注意ください。


SCALEファイル

エスチャートでは弊社の製品、SCALEの測定データ(*.wvf)をインポートを行うことができます。

SCALEファイルのインポート画面は下図のようになります。
fig4

名称 機能
ファイル インポートするファイルを選択します。
参照... ファイル参照ダイアログを開きます。
表示中のチャートを全て削除 現在表示されているチャートをすべて削除してからファイルをインポートします。
一つのチャートにインポート インポートするファイルの波形を一つのチャートに表示します。

TEXIOファイル

エスチャートでは株式会社テクシオ・テクノロジー[外部リンク]の製品の測定データをインポートを行うことができます。

対象のTEXIOファイルは以下となります。

  • *.csv
  • *.lsf (LSFファイル)

TEXIOファイルのインポート画面は下図のようになります。
fig5

名称 機能
ファイル インポートするファイルを選択します。
参照... ファイル参照ダイアログを開きます。
ファイルフォーマット インポートするファイルの拡張子を選択できます。
表示中のチャートを全て削除 現在表示されているチャートをすべて削除してからファイルをインポートします。
一つのチャートにインポート インポートするファイルの波形を一つのチャートに表示します。
タイムスタンプ有り 読み込むTEXIO CSVデータにタイムスタンプが入っている場合はチェックしてください。
チェックを外した場合は、サンプリングタイムから自動でタイムスタンプを生成します。

各社データ生成手順

CANalyzer

Vector Informatik GmbHのCAN解析ソフトウエアCANalyzerで取得したログデータは、以下の手順でcsvファイルとして書き出すと簡単にエスチャートにインポートすることが可能です。

  1. Toolタブ、Logging File Conversionをクリック fig6
  2. Logging File ConversionウィザードからSouce fileを指定し, Destination filecsv形式を選択し、指定します。その後Signal InformationのプルダウンメニューからExtractをクリックし、出力するデータを選択します。 fig7
  3. Advanced SettingのプルダウンメニューからGlobal export settingSetting...ボタンをクリックし、設定ウィンドウを開きます。
  4. CSV Settingより、Time AxisCommon time axis for all signalsにチェックを入れます。 fig8
  5. Global export settingの設定ウィンドウのOKをクリックし設定を保存します。
  6. Logging File ConversionSaveボタンをクリックし、csvファイルを書き出します。

以上の手順で、エスチャートで追加設定を行うことなしに、データを読み込むことが可能です。
CSVファイル のインポート方法を参考に、以下の設定で読み込んでください。

項目 内容
Has header row True
Header Line Number 0
Data Line Number 1
Has Timestamp Column True

Caution

本手順は、CANalyzer Ver.9.0.65(SP2)をもとにして作成しています。異なるバージョンをお使いの場合は、CANalyzerの製品マニュアルをご覧ください。