モデルベース開発対応
スイッチング電源回路シミュレータ
SCALE Ver.1.1.0 リリース

2017年6月29日
モデルベース開発対応スイッチング電源回路シミュレータSCALE(スケール)のVer.1.1.0がリリースされました。
新機能を以下にご紹介します。
SCALE新機能
 
協調周波数特性解析グラフ
 

"協調"周波数特性解析

Simulinkと協調シミュレーションによる周波数特性解析が行えるようになりました。
電圧フィードバックも電流フィードバックもデジタル制御系の一巡周波数特性を簡単に解析することが出来ます。
ゲイン余裕、位相余裕も一目瞭然です。
グラフはMATLABで表示させることも、データから自由に編集することも可能です。

波形解析機能

見たい波形をより詳しく見られるよう波形解析機能が加わりました。
定常状態や過渡応答状態のリップル波形や、共振中の波形など、ソフトウエアの制御周波数よりも高速なスイッチング電源の波形を詳しく解析することが出来ます。
シミュレーション結果はMATLAB側で表示させることもデータから自由に解析することも可能です。

波形解析機能グラフ
より速く

高速化

Transient解析が最大5倍速くなりました。
64bit対応したことにより、より大きな回路モデルも高速にシミュレーションを行うことが可能になりました。
小さなモデルでは約2倍、モデルが大きくなるにつれて高速性は最大約5倍まで効果を発揮します。

*)シミュレーションの実行環境や回路モデルによって異なり、場合によっては高速にならないこともあります

64bit対応

SCALEが64bitに対応となりました。
MATLAB/Simulinkやその他のシミュレーションと整合性を取りやすくなります。

あらゆる使用環境で

Windows10に対応し、さまざまなリリースのMATLABに対応しました。