まだ小さくなるのか!
新型プリウスのPCU分解から見える
パワエレ技術トレンド
カーボンニュートラルに向けたCO2排出削減の取り組みは、自動車業界を含む各種産業において重要な課題です。その実現には、コンバータの低損失化や小型化が不可欠ですが、従来の試作を繰り返す手法では開発期間の延長や工数不足といった大きな課題に直面しています。
本ウェビナでは、パワエレ関連エンジニアが直面している課題に対する解決の糸口を提供します。
講演内で新旧プリウスのPCU(パワーコントロールユニット)の実機を分解し、パワエレ小型化技術トレンドを解析しております。また、フロントローディングによる開発手法の有効性、そしてScideamによるSim時間削減(スマートエナジー研究所開発Sim)について詳しく解説いたします。
こんな課題を抱える方におすすめ
・電源設計の開発を効率的にされたい方
・電源系エンジニアの技術継承に悩まれている方
・パワエレトレンド情報を集めているエンジニア
プログラム
7月16日(火) | 11:00 ~ 11:15 | カーボンニュートラル・GXから見るパワエレ業界動向 政府のGXや半導体戦略の最新動向からパワーデバイスのトレンドを紐解く。GXに向けた基本方針では20兆円を呼び水に官民で150兆円の投資を目指す中、経済産業省の半導体戦略としてもRapidusやTSMCへの投資だけではなく、パワー半導体業界の動向を交え今後の動向を解説いたします 株式会社リョーサン 応用開発部 松崎 秀和 氏 |
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11:15 ~ 12:00 | 旧プリウスPCU(インバータ+コンバータ)実機分解解析から小型化技術を紐解く 第4世代プリウスと最新型の第5世代プリウスのPCUの実機分解から紐解かれる小型化技術を紐解く。DCDCコンバータは2枚基板構成の第4世代に対し、第5世代は1枚基板となり大幅な小型化を実現している。実機を比較をすることで見えてくる小型化技術を対談形式で分析していく。 株式会社リョーサン テクノロジーラボ課 信田 正人 氏 株式会社スマートエナジー研究所 代表取締役社長 中村 創一郎 |
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7月23日(火) | 11:00 ~ 11:30 | 設計のフロントローディング化とGaN高周波コンバータのシミュレーション ~PFC回路 Si ⇒ GaN置換え効果比較~ 機器の小型・高性能化に伴い、次世代パワーデバイスを使った設計が求められているが、Siからの置き換えではデバイス特性を生かしきれずコストデメリットが大きい。Simを活用した高周波設計による最適化が一つの解となるが収束性やSim時間などの課題も多い。解決法についてSiとGaNのSim比較を交えながら説明いたします。 株式会社スマートエナジー研究所 代表取締役社長 中村 創一郎 |
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11:30 ~ 12:00 | プリウスPCU電源損失解析シミュレーション (シミュレーションによる損失分析) 実機分析を行った、プリウスDCDCコンバータをSimにより、トランスやパワーデバイスなどシミュレーションで全体効率や損失割合の見える化を行う。また、現行システムはSiを使用しているがGaNを使用する事による損失改善効果などについても考察いたします。 株式会社スマートエナジー研究所 代表取締役社長 中村 創一郎 |
セミナー概要
開催日時 | 2024年7月16日(火)11:00~12:00 2024年7月23日(火)11:00~12:00 |
形式 | ZOOMによるオンラインセミナー |
参加費 | 無料 |
主催 | 株式会社リョーサン |
共催 | 株式会社スマートエナジー研究所 |
イベント詳細 お申込み | 株式会社リョーサンのマガジンサイト|リョーサンテクラボ [外部リンク] |
お問い合わせ | 株式会社リョーサン ウェビナ事務局 ryosan_webinar@rsn.ryosan.co.jp |