開発現場から
世界を変える
Change the World, Empower Development.
スマートエナジー研究所はパワーエレクトロニクス分野、
スイッチング電源分野を加速させるために、開発環境の提供、開発の支援をします。
会社名
株式会社スマートエナジー研究所
本社所在地
〒222-0033 横浜市港北区新横浜 2-12-1 新横浜光伸ビル5F
代表者
代表取締役社長 中村 創一郎
設立
2009年9月28日
資本金
9,500千円
事業概要
製品ツールの開発・提供
・ 電源パワエレ向け高速回路シミュレータ「Scideam / SCALE」
・ グラフツール「Eschart」
・ 創蓄連系パワコン開発キット「BEAGLE2」
・ 組込みと情報をつなぐエネルギープロトタイピングツール「ESCORT」
モデリング支援・受託開発
・ モデリング支援
・ 試作開発支援
・ 解析支援
・ 系統連系インバータ開発支援
・ その他開発支援
沿革
2009/9
株式会社 スマートエナジー研究所設立(静岡県)
デジタル制御電源学習ツール「スマートエナジー・スタータキット」販売開始2010/6
福岡スマートハウスコンソーシアム発足
2010/12
モデルベース開発教材「PowerSEL200」販売開始
2011/6
横浜スマートコミュニティ発足
2012/6
モデルベース開発支援ツール「PowerSEL Zero」販売開始
2014/4
本社を新横浜に移転
2016/4
モデルベース開発対応スイッチング電源回路シミュレータ「SCALE」直接販売開始
2017/4
組込みと情報をつなぐエネルギープロトタイピングツール「ESCORT」販売開始
2017/9
創蓄連系パワコン開発キット「BEAGLE2」販売開始
2018/7
国産高速回路シミュレータ「SCALEv1.2.0」、グラフツール「Eschart」エスチャート販売開始
2019/4
SELサポートセンター運用開始、SCALE無償版 提供開始
2019/11
電源パワエレ向け高速回路シミュレータ「Scideam」サイディーム販売開始
2020/9
Scideam モデルベース開発用オプション 「SL Palette」販売開始
2021/3
電源パワエレ向け高速回路シミュレータ「Scideam」Ver.2.0 販売開始
2022/7
Scideam 損失解析オプション「Power Palette」販売開始
2023/11
Scideam 損失解析オプション「Power Palette」GaN/SiCモデル 販売開始
わたしたちの理念
「 開発現場から世界を変える 」
パワーエレクトロニクス分野、スイッチング電源分野を加速させるために、開発環境の提供、開発の支援をします。
ロゴ
空の青、海の青。生命を育む周りには青があります。スマートエナジー研究所のロゴには、この青い地球をスマートエネルギーの頭文字であるSEで包み込み、大切に守りたいという願いが込められています。
代表挨拶
代表取締役社長 博士(工学)
中村 創一郎
私たちは「エネルギーシステムを前進させるパートナーのために」をモットーに、これからのエネルギーシステムに必要な技術・開発環境を研究し、多くの方に使っていただける形にする活動をしてきました。
分散型エネルギーシステムを更に社会浸透させていくためには、様々な業界の知見が必要です。そのために複数の業種にまたがるパートナー様と協力し、新たな時代に必要とされるものを協創しながら、ものづくりだけではなくマーケットづくりも行わなければいけません。
私たちは、単なるコンサルティングではなく私たち自身も環境問題解決を目指すプレーヤーとして常に課題に取り組み、複雑になっていくエネルギー分野に対して協創の場づくり、技術開発、情報発信を続けていきます。
これまで培ってきた、デジタル制御電源技術と、それを実現するための開発環境をお届けし、新しい価値創造を続け、お客様とともに未来のための活動をしていくことをお約束いたします。
グランドビジョン
「持続可能な低炭素社会」その実現へ向けたエネルギー革命が、スマートグリッドの普及によって達成することは多くの人々の願いでしょう。「電力網」と「情報」とを結びつけるスマートグリッドのエネルギー革命は「地球の気候変動の脅威」と「未来の人間の生存」に関わる問題と密接につながる「エネルギーに関する人類の意識」を、根底から変えてしまう可能性を感じます。いつの時代も、革命を起こすものは情報公開が発端となります。スマートグリッドにおける情報公開とは、「電力の見える化」の技術です。電力利用状況が、家単位、店単位で、しかも、リアルタイムで「見える化」された時、それに関わる人の意識が変わり運営システムが変化することが容易に想像できます。もうひとつ大切なのは、「電力の制御技術」です。無限とも思える太陽エネルギーでさえ、一日にバッテリーに蓄積できる電力に限りがあります。電力の使用量や蓄積量を知ることで、賢く電気を利用したいという意識が芽生えます。そして、「電気の使用を制限しよう」となるわけです。この要求を満たすのが、「電力の制御技術」です。
さて、電気自動車(EV:Electric Vehicle)の普及によってバッテリーの開発が進み、太陽光発電とバッテリーを組み合わせた「自給自足の家」があちこちに生まれるかもしれません。これは突飛かもしれませんが植物がおこなう光合成など自給自足的な「エコの原理」とも類似するものです。さらに、スマートグリッドの検討が進むと、「自律した家」と「賢い電力網」の関係から新しいタイプの分散電源が生まれると予想できます。
「自律した家」の例として、太陽電池には MPPT 機能がついた DC/DC コンバータ、バッテリーとの間は、瞬時に双方向のエネルギー変換ができる双方向 DC/DC コンバータ、そして、電力網との間は双方向のパワーコンディショナーなどを備えた家です。
生き生きとした植物 「自律した家」は、エネルギーの自給自足を行うことや電力網との協調関係することも可能です。こうした未来を作るには、エネルギーの「計測と制御」が安価で出来なければなりません。それは 高性能でコストパフォーマンスがよいマイクロコントローラにより現実のものとなります。 スマートグリッドがもたらす意識の変化は、まず電力の「見える化」が発端となり、限りある電力を賢く制御することを経て、電力網との協調へと向かうと考えています。それは近い将来、同時に起こると考えています。そして、「エネルギーの協調」はエコである。
この発見こそ、「限りある資源を理解」して「協調関係を重視」する新しい資本主義を生み出す「きっかけ」となるかもしれません。
※ 2009/10/22 Texas Instruments 社 エンジニアリング・コラム へ寄稿。
※ 日経BP社刊 『スマートエネルギー』 第4章 第2部(156頁)に関連記事を記載。
中村 良道
株式会社 スマートエナジー研究所 ファウンダー/チーフコンサルタント
芝浦工業大学 工学部 電気工学科 非常勤講師
早稲田大学 招聘研究員
九州工業大学 客員教授
電気学会ローカルVPPをめざす分散エネルギー技術調査専門委員会 委員長
一般社団法人DELIA 代表理事
福岡スマートハウスコンソーシアム 代表
横浜スマートコミュニティ 副代表