官民連携によるエマージェンシーエネルギープロジェクト実施

横浜市と横浜スマートコミュニティが共同で実施

本プロジェクトは終了しました。
 
再生可能エネルギーを活用したバックアップ電源装置を設置して実証実験

実験1(水防設備プロジェクト)

 横浜市の水防設備(警報設置等)の機能強化を目指し、発電装置及び蓄電池を備えたバックアップ電源装置(新規開発)の実証実験を『奈良川恩田駅前水辺広場(青葉区恩田町)』で行っています。
 

 
<設置イメージ>

実験2(遊水地管理棟プロジェクト)

 洪水による被害を軽減する河川遊水地の施設機能強化を目指し、「エネルギー制御システム」を利用したバックアップ電源装置の実証実験を『宇田川遊水地(戸塚区汲沢町)』で行っています。

 
<設置イメージ>

スケジュール

平成27年10月~12月 設置工事等
平成28年1月~    実証実験

これまでの動き

・水防設備プロジェクト
平成26年9月に横浜市と基本協定を結び、バックアップ電源装置の仕様検討を行いました。
バックアップ電源装置は、風力発電と太陽光発電を連携した発電装置と蓄電池、発電状況に応じて電力供給元を切り替える制御装置(新規開発)という構成となっています。
平成27年1月より制御装置の開発を進めており、合わせて、実験の進め方について検討を行ってきました。
・遊水地管理棟プロジェクト
平成27年1月に横浜市と基本協定を結び、エネルギー制御システムに合わせた発電・蓄電装置の仕様検討を行いました。
バックアップ電源装置は、既存のエネルギー制御システムに太陽光発電、蓄電池という構成になっています。合わせて、実験の進め方についても検討を行ってきました。 

実証実験の流れ

 
 

 
記者発表資料(平成27年9月30日)
 

 
■横浜スマートコミュニティ
 効率的なエネルギー使用や複数の建物でエネルギーを相互融通するエネルギーマネジメントシステムの構築に向けた研究開発・実証実験を行う企業コンソーシアムです。環境・エネルギーに関する技術をもった企業が複数参加しています。
 横浜スマートコミュニティは横浜市と協力協定を締結しています。 
    設 立:平成23年6月
    代 表:有馬仁志(有馬マネジメントデザイン(株) 代表取締役社長)
    副代表:中村良道((株)スマートエナジー研究所 ファウンダー/チーフコンサルタント)
 
■エマージェンシーエネルギープロジェクト
 風水害発生時の停電を想定し、水防設備(警報装置等)や遊水地管理等において、再生可能エネルギー(自然エネルギー)を活用した電力を供給することで、緊急時にも安定した水防活動等を行える体制づくりを目的とし、横浜市と連携して2つのプロジェクトを実施しています。
★水防設備プロジェクト
 水防設備(警報装置等)の機能強化を目指し、再生可能エネルギーを活用した緊急時に電力を供給できるバックアップ電源装置の検証機の開発、発電及び蓄電設備等の最適な組み合わせについて検証します。
★遊水地管理棟プロジェクト
 洪水による被害を軽減する河川遊水地等の施設機能強化を目指し、再生可能エネルギーを活用した緊急時の電力確保及び遊水地管理棟の機能の安定的な運用について検証します。横浜スマートセル(tvkハウジング内実証実験棟2016年2月29日閉館)で使われた「エネルギー制御システム」を利用しています。