三相埋込磁石同期モーター

Note

回路ファイルはTOPページからダウンロードできます。


Example

motor/PMSM/PMSM.scicir

Info

モーターを使用するサンプル回路にはオプション:Motor Paletteが必要です。

Info

このサンプル回路ではモーターの制御にスクリプトファイルを使用します。
スクリプトファイルを使用するにはオプション:Digital Paletteが必要です。

サンプル回路

三相埋込磁石同期モーター[PMSM]を使用したサンプル回路を使って回転角と回転速度等を確認します。

スクリプトCONTROLLERでは回転速度をフィードバックし、目標回転速度と比較し、内部の演算でq軸電流の目標値を生成しています。
またトルクに寄与しないd軸電流をゼロにすることで、損失を減らし、効率を上げる制御を行っています。

また負荷端子L+には トルク負荷[Load-T]を接続しています。

回路は下図のようになります。
fig1


シミュレーション

モーターモデルは非線形素子なので、 メイン周波数をモータ回転速度より十分高く設定し、Transient解析を用いて解析する必要があります。

また出力される 回転速度[rpm]積算回転角度[rad]トルク[N・m]は全て電圧値として取得されますが、単位は[V]ではなく、それぞれのパラメータの単位となります。

シミュレーション時間は Transient解析で1秒としてください。

結果は以下となります。

fig

モーターの連結

Example

motor/PMSM/PMSM_Motor_Generator.scicir

下記のように負荷端子L+にモーターを接続することで、モーターを負荷として使用できます。

fig

こちらも同様に Transient解析で1秒でシミュレーションを行ってください。

結果は以下となります。

fig