DLL連携機能について¶
概要¶
DLL連携機能は、C/C++などのコンパイル言語で作成した動的ライブラリ(Windows環境ではDLL)をScideamに読み込み、回路シミュレーション中に任意の処理を実行できる機能です。
Digital Paletteのスクリプト言語と同等の制御をC/C++で実装できるため、より高度な演算処理や既存のライブラリ資産を活用したシミュレーションが可能になります。
基本的な使い方はチュートリアルをご参照ください。
スクリプトとの違い¶
Digital Paletteのスクリプトは手軽に記述できる一方、DLL連携機能には次のような利点があります。
| スクリプト | DLL | |
|---|---|---|
| 言語 | Scideam独自のスクリプト言語 | C/C++など、DLLへコンパイル可能な言語 |
| 外部ライブラリ | 利用不可 | リンク可能 |
機能関数の差異¶
DLL連携機能では、スクリプト言語で提供されている機能関数のうち、以下の関数は利用できません。
- 時間指定版の
output関数(output("sym", "type", "mode", time)) table関数setoutvar関数
また、output関数についてはスクリプトと異なり、DLLから参照するだけでは出力変数が自動的に追加されません。事前にConfigurations editorのOutputで出力変数を設定しておく必要があります。
Note
DLL連携機能はScideam v2.15以降で利用可能です。v2.15より前のバージョンをお使いの場合は更新してください。
Note
DLL連携機能を利用するには、対象の言語のコンパイル環境(Visual Studio、MinGWなど)を別途ご用意ください。