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解析条件

解析条件の設定はメインウィンドウのツールバー内のParameter:Conditionで刻み時間に関する解析パラメーターや、詳細スイッチモデルの設定できます。

fig1

刻み幅の設定

図の橙色枠部にて設定可能です。
設定できるパラメーターは下記となります。

名称 内容
Nta 減衰波形に対する刻み時間を制御します。
この値が増加するほど解析精度が良くなりますが、解析時間は長くなります。
減衰波形が正しくないときは、1~100の範囲で増加してください。
Ntw 正弦波形に対する刻み時間を制御します。
この値が増加するほど解析精度が良くなりますが、解析時間は長くなります。
振幅波形が正しくないときは、100~1000で増加してください。
Fta 刻み時間の繰り返し時間を制御します。
この値が増加するほど解析精度が良くなりますが、解析時間は長くなります。
パルス波形が正しくないときは10~20で増加してください。
Nprf 詳細損失解析時の長いステップ(スイッチング動作以外の解析)時間を調節します。
この値が増加するほど解析精度が良くなりますが、解析時間は長くなります。
10~100の範囲で増加してください。
Nmdl 詳細損失解析時の短いステップ(ターンオンとターンオフ特性を解析する)時間を調節します。
この値が増加するほど解析精度が良くなりますが、解析時間は長くなります。
50~5000の範囲で増加してください。

Warning

上記のパラメーターは通常変更する必要がありません。
デフォルト値よりも減少させるのは推奨できません

詳細スイッチモデルの設定

図の青枠部にて設定可能です。
詳細FET、詳細IGBTモデルに対して帰還容量やテール電流の設定を行うことができます。
詳細につきましてはScideamヘルプのPowerPalette内にあるDetail Switch Settingのページをご参照ください