素子パラメータ変調器[DPM]
Location : Modulator/DPM
外形
説明
DPMは入力電圧にしたがって，素子のパラメーターを変調する変調器です。
オプションとしてアクティブ(Active)を選択できます。
DPMは各周期の終わりに動作する素子です。
そのため、DPMの動作周期はメイン周波数またはFRD周波数で決定されます。
DPMでは入力電圧として、周期の最終値がサンプル評価されます。
したがってDPMを使用する場合、入力電圧のリップルはなるべく小さく、
またその変動周波数はメイン周波数よりも十分小さくすることを推奨します。(十分の一以下推奨)
また制御順序については制御順序を参照してください。
ある信号電圧により、素子パラメーターの値を変調する場合には、素子パラメーター変調器を利用します。
素子パラメーター変調器はModulatedとParametersで指定された素子パラメーター値X を以下の式にしたがって変調します。
X ：変調パラメーター値
Vi ：入力信号電圧
Gain：変換ゲイン
Xref：基準パラメーター値
Xmin：最小パラメーター値
Xmax：最大パラメーター値
すなわち、変調素子パラメーター値Xは最小パラメーター値Xminと最大パラメーター値Xmaxの間では、入力信号電圧Viによって線形的に変化し、それ以外ではXminとXmaxで制限されます。
パラメーター
| パラメーター | 内容 | 単位 | 入力範囲 |
|---|---|---|---|
| Symbol | シンボル | - | - |
| Gain | 変換ゲイン | - | - |
| Xref | 基準パラメーター値 | - | - |
| Xmin | 最小パラメーター値 | - | Xmin ≦ Xmax |
| Xmax | 最大パラメーター値 | - | Xmin ≦ Xmax |
| Modulated | 変調信号 | - | - |
| Parameters | パラメーター | - | - |