ファイルの保存
回路の保存
回路データを保存するには、File:Save をクリックし、ファイル名を入力し保存します。
モードによって、保存の役割が異なります。
通常はAnalysisモードで回路を保存してください。
| モード | 拡張子 | 内容 | 
|---|---|---|
| Analysis | .cvt2 .shp2  | 
回路作成が完了した、何時でもシミュレーションを行うことができる回路モデル。 | 
| Topology | .prt .tpl  | 
回路部品としての保存、あるいは作りかけの回路。 回路編集中に何度でも呼び出せる部品として扱うことができます。  | 
Note
例としてAnalysisモードでファイルを保存すると.cvt2と.shp2という二つのファイルが生成されます。回路を読み込むためにはどちらのファイルも必要なのでご注意ください。
ファイル名にはwindowsが使えない文字は使えません。
アルファベット、数字、_(アンダーバー)のみを使用することを推奨します。
カスタム回路の保存
カスタムファイル
カスタム回路はカスタムファイルとして保存されます。
カスタムファイルはメインファイルのディレクトリ内に以下のサブディレクトリが作成されます。
その中に全てのカスタムファイルとDSPファイルが保存されます。 
作成サブディレクトリ名はSUB_メインファイル名で作られます。
サブディレクトリ名の例
メインファイルmain.cvt2がディレクトリDIRにあればDIR\SUB_mainが作成される。
カスタムファイルの命名規則
カスタムファイルの命名規則は次のようになります。 
CTM_メインファイル名_カスタム素子の大域シンボル.cvt2
ただし、大域シンボルの区切り記号'.'は'_'に置き換えられます。
カスタムファイルの命名規則
- 
メインファイルmain.cvtでカスタム素子の大域シンボルがcustom1であるとき、 カスタムファイル名はCTM_main_custom1.cvt2となります。
 - 
さらにカスタム素子custom1の中にカスタム素子custom2があるネスト構造のとき、 custom2のファイル名はCTM_main_custom1_coutom2.cvt2となります。
 
DSP回路の保存
DSPファイル
DSP回路はDSPファイルとして保存されます。
DSPファイルはメインファイルのディレクトリ内に以下のサブディレクトリが作成されます。
その中に全てのカスタムファイルとDSPファイルが保存されます。 
作成サブディレクトリ名はSUB_メインファイル名で作られます。
サブディレクトリ名の例
メインファイルmain.cvt2がディレクトリDIRにあればDIR\SUB_mainが作成される。
DSPファイルの命名規則
DSPファイルの命名規則は次のようになります。 
DSP_メインファイル名_DSP素子の大域シンボル.cvt2
ただし、大域シンボルの区切り記号.は_に置き換えられます。
DSPファイルの命名規則
- 
メインファイルmain.cvt2でDSP素子の大域シンボルがdspであるとき、 DSPファイル名はDSP_main_dsp.cvt2となります。
 - 
カスタム素子customの中にDSP素子dspがあるネスト構造のとき、 dspのファイル名はDSP_main_custom_dsp.cvt2となります。