インポート
エスチャートでは他のツール、ファイル形式からのインポートが可能です。
インポートの基本操作
インポートはをクリックすることで行うことができます。
インポート可能な形式は下記となります。
- CSVファイル
- Spreadsheetファイル
- SCALEファイル
- TEXIOファイル
インポートウィンドウは以下のようなウィンドウとなっています。
なお、SCALEファイル、TEXIOファイルをインポートする際は時間軸とヘッダの設定は自動で行われます。
その他、各社のデータ形式をエスチャートに取り込む際の手順は以下をご覧ください。
- 各社データ生成手順
- CANalyzer(Vector Informatik GmbH)
時間単位について
取り込みデータの時間単位は秒[s]となります。
CSVファイル
エスチャートではCSVファイル(*.csv)のインポートを行うことができます。
名称 | 機能 |
---|---|
ファイル | インポートするファイルを選択します。 |
参照... | ファイル参照ダイアログを開きます。 |
エンコード | インポートするファイルのエンコードを選択できます。 |
表示中のチャートを全て削除 | 現在表示されているチャートをすべて削除してからファイルをインポートします。 |
一つのチャートにインポート | インポートするファイルの波形を一つのチャートに表示します。 |
ヘッダー行有り | ヘッダーがある場合はその行番号を指定することで、データを読み込むことができます。 ヘッダー行番号、データ開始行番号を設定する必要があります。 |
タイムスタンプ列有り/タイムスタンプ列無し | インポートファイルにタイムスタンプがない場合は タイムスタンプ列無し
を選択し、サンプリング周期を指定することでタイムスタンプを付与することができます。 |
ファイルのプレビュー | インポートされるデータを確認することができます。 |
ヘッダーについて
ヘッダーは系列名を指します。
ヘッダーを指定する場合は系列名のある行番号を指定してください。
タイムスタンプについて
タイムスタンプ
はデータの0列目にある必要があります。
それ以外の列にタイムスタンプ
がある場合はデータとして扱われますのでご注意ください。
Spreadsheetファイル
エスチャートではSpreadsheetファイル(*.xlsx)のインポートを行うことができます。
Spreadsheetファイルのインポート画面は下図のようになります。
名称 | 機能 |
---|---|
ファイル | インポートするファイルを選択します。 |
参照... | ファイル参照ダイアログを開きます。 |
表示中のチャートを全て削除 | 現在表示されているチャートをすべて削除してからファイルをインポートします。 |
一つのチャートにインポート | インポートするファイルの波形を一つのチャートに表示します。 |
ヘッダー行有り | ヘッダーがある場合はその行番号を指定することで、データを読み込むことができます。 ヘッダー行番号、データ開始行番号を設定する必要があります。 |
タイムスタンプ列有り/タイムスタンプ列無し | インポートファイルにタイムスタンプがない場合は タイムスタンプ列無し
を選択し、サンプリング周期を指定することでタイムスタンプを付与することができます。 |
ファイルのプレビュー | インポートされるデータを確認することができます。 |
ヘッダーについて
ヘッダーは系列名を指します。
ヘッダーを指定する場合は系列名のある行番号を指定してください。
タイムスタンプについて
タイムスタンプ
はデータの0列目にある必要があります。
それ以外の列にタイムスタンプ
がある場合はデータとして扱われますのでご注意ください。
SCALEファイル
エスチャートでは弊社の製品、SCALEの測定データ(*.wvf)をインポートを行うことができます。
名称 | 機能 |
---|---|
ファイル | インポートするファイルを選択します。 |
参照... | ファイル参照ダイアログを開きます。 |
表示中のチャートを全て削除 | 現在表示されているチャートをすべて削除してからファイルをインポートします。 |
一つのチャートにインポート | インポートするファイルの波形を一つのチャートに表示します。 |
TEXIOファイル
エスチャートでは株式会社テクシオ・テクノロジー[外部リンク]の製品の測定データをインポートを行うことができます。
対象のTEXIOファイルは以下となります。
- *.csv
- *.lsf (LSFファイル)
名称 | 機能 |
---|---|
ファイル | インポートするファイルを選択します。 |
参照... | ファイル参照ダイアログを開きます。 |
ファイルフォーマット | インポートするファイルの拡張子を選択できます。 |
表示中のチャートを全て削除 | 現在表示されているチャートをすべて削除してからファイルをインポートします。 |
一つのチャートにインポート | インポートするファイルの波形を一つのチャートに表示します。 |
タイムスタンプ有り | 読み込むTEXIO
CSVデータにタイムスタンプが入っている場合はチェックしてください。 チェックを外した場合は、サンプリングタイムから自動でタイムスタンプを生成します。 |
各社データ生成手順
CANalyzer
Vector Informatik GmbHのCAN解析ソフトウエアCANalyzerで取得したログデータは、以下の手順でcsvファイルとして書き出すと簡単にエスチャートにインポートすることが可能です。
- Toolタブ、
Logging File Conversion
をクリック - Logging File Conversionウィザードから
Souce file
を指定し,Destination file
はcsv形式
を選択し、指定します。その後Signal Information
のプルダウンメニューからExtract
をクリックし、出力するデータを選択します。 -
Advanced Setting
のプルダウンメニューからGlobal export setting
のSetting...
ボタンをクリックし、設定ウィンドウを開きます。 -
CSV Setting
より、Time Axis
のCommon time axis for all signals
にチェックを入れます。 Global export setting
の設定ウィンドウのOK
をクリックし設定を保存します。Logging File Conversion
のSave
ボタンをクリックし、csv
ファイルを書き出します。
以上の手順で、エスチャートで追加設定を行うことなしに、データを読み込むことが可能です。
CSVファイル のインポート方法を参考に、以下の設定で読み込んでください。
項目 | 内容 |
---|---|
Has header row | True |
Header Line Number | 0 |
Data Line Number | 1 |
Has Timestamp Column | True |
Caution
本手順は、CANalyzer Ver.9.0.65(SP2)をもとにして作成しています。異なるバージョンをお使いの場合は、CANalyzerの製品マニュアルをご覧ください。