ライセンス形態と機能の違いについて
Scideam(サイディーム)発売に伴い、SCALE(スケール)はScideamのバンドル(付属)製品としてご提供させていただくようになりました。
最新のSCALEは最新のScideam(オプション必要)にバンドルされています。
Scideamの初期のバージョンではSCALEの機能が全ては網羅されていません。Scideamで未対応の機能をご利用ご希望の場合は、Scideamと該当のオプションをご購入いただき、バンドルされているSCALEをご利用ください。
尚、ScideamはSCALEの後継と位置付けており、将来的には皆様にScideamをメインにご利用いただけるよう、機能を充実させるべく、開発をすすめております。
ご利用のSCALEと、ご購入が必要なScideamのライセンスの対応表は以下の通りです。
SCALEのライセンス | 購入が必要なScideamのライセンス |
SCALE | Scideam + Digital Palette |
SCALE + SCALE CONNECT | Scideam + Digital Palette + SL Palette |
*Scideam単体でのご購入ではSCALEは付属しないことにご注意くださいませ。
Scideam(サイディーム)の特長
ユーザインタフェースの刷新
使いやすく、大規模回路でも描きやすい回路エディタ
・直感的な結線
・自動配線機能
・undo/redo機能の追加
・二か国語対応(日本語/英語)
・過去のシミュレーション結果をいつでも確認できるストック機能
・シミュレーション結果の高速表示を行うバーストモードの追加
・スクリプト(プログラム)のシンタックスハイライト機能と分かりやすい管理画面の追加
・シミュレーション時に回路エラーとシミュレーションエラーを同時に判定(Topology-Analysisの切替廃止)
・ドッキングウィンドウの採用
・テーマカラーの変更機能
波形ビューワーの刷新
大量のデーター解析が可能な波形ビューワー
・スムーズな波形の重ね合わせ、移動、比較
・直感的な操作での波形 拡大/縮小 機能
・波形の外形から見たいポイントにすぐ移動できる波形オーバービュー機能
・C#構文を使用できる系列間演算機能
・範囲指定や範囲を移動させながら実行できるFFT機能
・移動平均、伝達関数指定、FIR、IIRの4種類のフィルタ機能
・専用ファイル形式に加えてCSV形式、スプレッドシート形式でのファイル出力が可能
・ファイル出力時に出力データ範囲を指定できるファイルエクスポート機能
・時間軸の異なるデータを取り込み比較できるファイルインポート機能
・FRA結果も重ね合わせて比較できるボード線図ウィンドウ
・ドッキングウィンドウの採用
SCALE(スケール)の演算エンジン
最新のSCALEと同じ高速安定な演算エンジンを実装
ScideamとSCALEの実装機能
2020年春のアップデート、Scideam v.1.2.0のリリースにより、Table機能の追加と素子の追加をしています。
SCALEには実装されているがScideamでは未実装で今後実装予定の機能は以下のとおりです。
1)初回リリースでScideam未実装であった素子の現在の対応については以下のページをご参照ください。
2020年春のアップデートで素子の追加をしています。
「SCALEをご利用中のお客様へ大切なお知らせ」
https://www.smartenergy.co.jp/news/news2019/pg7839.html
2)初回リリースでは、以下のシミュレーションは使用できません。今後実装予定です。
・継続解析
・ステップ応答解析
・定常解析
・スイープ解析
・スクリプト解析(自動実行機能)
3)Simulinkとの連携
2020年9月25日発売のSL Paletteオプションにて実装しました。
4)SCALEファイルを取り込むことは出来ません
今後のアップデートで追加予定です。