2016年の電力自由化以降、分散型エネルギーシステムの普及が予想されており、多種多様なエネルギーサービスを実現するオープンエンド型のエネルギーシステムやクラウドと連携するアプリケーションが必要とされています
 新電力事業へ進出する企業(PPS:特定規模電気事業者 (Power Producer and Supplier))や、クラウドシステムで新電力サービス・アプリケーションを開発するソフトウェア・ベンダーを対象とした、新電力サービスの研究会を設立します。

第一部 新電力システムとサービスの概要と展望  (無料オープンセミナー) 15:30~


福岡スマートハウスコンソーシアム 代表
(株)スマートエナジー研究所 ファウンダー/チーフコンサルタント
中村 良道 氏
分散電源(太陽光発電、燃料電池)など、インテリジェントな電源の設計開発に、およそ20年携わる。その経験をもとに、持続可能な低炭素社会の実現へ向けて「自律的なエネルギーシステム」のビジョンづくりや、先進的なモデルベース開発手法を用いたエネルギーシステムのモデルづくり、そして、各地域に合ったコンソーシアムの企画推進などのコンサルティングを行っている。

第二部 モビリティとエネルギーサービス 16:30~
      有識者セミナー + ワークショップ (有料/交流会付き)


和田 憲一郎 氏(エレクトリフィケーション コンサルティング)をはじめとした有識者、キーマンの方の次世代エネルギーシステム新電力サービスのビジネスに関する、講演とワークショップ。

和田 憲一郎 氏
1989年に三菱自動車に入社後、主に内装設計を担当。2005年に新世代電気自動車の開発担当者に任命され「i-MiEV」の開発に着手。2007年の開発プロジェクトの正式発足と同時に、MiEV商品開発プロジェクトのプロジェクトマネージャーに就任し、2009年に開発本部 MiEV技術部 担当部長、2010年にEVビジネス本部 上級エキスパートとなる。その後も三菱自動車のEVビジネスをけん引。電気自動車やプラグインハイブリッド車の普及をさらに進めるべく、2013年3月に同社を退社して、同年4月に車両の電動化に特化したエレクトリフィケーション コンサルティングを設立した。

     価値創造のための交流会


食事をしながらのフランクな交流会もあわせて開催。新電力サービス事業創造のための、ビジネスマッチングや、人財交流のきっかけの場を提供します。

日 時

2015年2月20日(金) 15:30~19:30

会 場

ホテルクリオコート博多

主 催

新電力サービス研究会、NPO法人QUEST

共 催

福岡スマートハウスコンソーシアム

運 営

九州組込みソフトウェアコンソーシアウム(QUEST)

定 員

30名

参加費

有識者セミナー/交流会参加の方

 一般 ¥15,000- (税込)

 行政/大学関係者 ¥5,000- (税込)

お申し込みは、終了いたしました。




 地球温暖化が問題となっているこの社会では、再生可能エネルギーの比率を向上させる自律分散型エネルギーシステムの重要性が、さらに高まってきています。一方、異常気象や地震など災害時における地域や住宅におけるエネルギーを担保する上記のシステムの役割が新たに注目されつつあります。
 大阪工業大学は、次代を担う技術者の育成と視野拡大のため、関連企業技術者や工学系学生を広く対象としたセミナーを市民に提供して参りました。       
 福岡スマートハウスコンソーシアムと横浜スマートコミュニティでは、それぞれの地域で、いち早く先進の技術を導入し、実証事業に取り組んで参りました。  
 本セミナーは災害に抗するエネルギーシステムとして、再生可能エネルギー分散システムやIoT技術の導入事例に加え、地震に強いオフグリッドハウスやZEH、ZEBなどのソリューションも紹介いたします。若手技術者には視野拡大に、マネージャの方には技術戦略策定の基盤強化に、貴重な機会となるものと確信いたします。

セミナーパンフレット (PDF)